"The hermitage of the speculation" |
書物の中で、感動を受けた言葉や章を、ご紹介させていただきます。 少しづつご紹介し、必要なら感想も述べさせていただきます。 |
メール 待ってます |
|
V 民族の誇りそして”国家”とは何だ |
映画 「四季・遊牧」ーツェルゲルの人々ーより |
小貫雅男 氏のこと @ お住まい ”里山研究庵Nomand”・・滋賀県犬上郡多賀町大君ケ畑(オジカハタ) A お仕事 滋賀県立大学教授 B 略 歴 1935 中国北部(旧満州)に生まれ、11才までモンゴルで育つ。 大阪外語大学モンゴル語科卒業 遊牧地域論・モンゴル近代史専攻。 大阪外語大学教授を経て現在、県立滋賀大学教授。 著書に「遊牧社会の現代」「菜園家族リボリューション」等 C 持 論 今の日本:139、000人が不登校(小・中学生)・・更に増加を嘆く。 「菜園家族リボリューション」が必要である。 ・・・”二日間働いて、5日は農園の生活。家族中心の生活。」を提唱。 →企業の採用を、今の2.5倍にする。 給与は自給自足に合ったように見直せばよいのだ。 作家は5日間作家活動も良かろう。 |
島国に住む我々日本人は、”国家”と言う言葉があまりに遠い。 |
|
||||||||||||
(1)「新学習指導要領」の感想を・・
|
||||||||||||
(2) 教育に必要な物 → 情緒である
核兵器は各国で増加の一途をたどった。 環境破壊は進む一方である。 経済不調。犯罪の増加。麻薬。と、近代的合理精神はほころび(破綻)を始めてきて止まらない。 これは、傲慢な「民主主義」と言う論理である。→ 論理的な合理精神に基づいている。 |
||||||||||||
(3)破綻(はたん)の原因なにか?・・・破綻の原因・・この世のことは、論理で説明できないものもある。
以上の、四つの理由で欧米型思考(論理的な思考)は破綻を始めている。しかし、 |
||||||||||||
(4)日本人の情緒力(感性)はすばらしい。日本の文字はすばらしい。
|
||||||||||||
(5) 「保身」の論理=利害得失の思考に直結しない発想。 利害得失から離れた思考によって、人間としてのスケールを大きくするのである。 企業・役所における利害得失の論理は、結局、詰まるところ「保身」の論理である。 (6) 人間の賢さは、蓄積しない。=賢さを、歴史から学ぶ。 「二度と戦争はしない」賢さを、歴史から学び、各時代ごとに発想の確認をすることが重要である。 |
(1)「道」について 唐時代の禅の巨匠である南泉と趙州との間の、「道」についての問答
『知は妄覚』のたとえとして、笑い話のような話であるが、こんな話がある。
島の中に生きている日本人には、現状がよく見えていない。しかし、もっともっと静かに周囲を観て、”痛み”を共感しなくてはいけないのだ。 |
||||||||||
(2) 教えること
「教員」「教師」「教育公務員」の皆様、”教育者”としての研鑽を・・!! 教育は、国家百年の大事業と心得るべし。 ・・苦縁讃 |
||||||||||
☆ 学識と見識 ☆ 「人間は才知・学識というものがすぐれておっても、正しい価値判断、すなわち見識が無くては天下のことは片づかないと思います。 「見識は才学より上であることはお言葉のとおりです。「偉大なる対話」安岡正篤 著 より |
3 「感性」をアイヌのこころから学ぶ ・・・・・ アイヌ音楽家 アトゥイ氏に学ぶ。 |
北海道在住。 「神ありて我あり 我ありてかみあり」 アイヌ音楽家 アトゥイ:海の意 ------------- 屈斜路湖湖畔にライブイン経営&ライブコンサート。子供12人と共に、19時からライブコンサート開始。 アイヌ詞曲舞踊団 「モシリ(大地・空間)」 曲:カムイトゥラノ=(神々と共に自然と共に)
アトゥイ氏に聴く。 NHK「こころの時代」
”感性の呼びかけ”が、そこにはある。 --------------
|
X 宗教について 「宗教は心がきれいになるために聞くんじゃない。 汚い自分に気づかせていただくために聞くのじゃ」 米沢英雄 |
一流の音楽・絵画・骨董・書・詩などは人々を虜にする。つまり真も善も美も、あらゆる制約を飛び越して人々を真理の世界に浸らせ、同時に、陶酔させ耽溺させる狂気性を秘めている。 「まほろば」の循環史観」 四天王寺国際仏教大学教授・弁護士 中島尚志 月刊誌「MOKU 7 2004.JUL.」 95頁 |
☆ |
仏教の伝来 については,次の”庵-10” 「聖徳太子」のところで思索することにする。・・が、・・・ 「十七条の憲法」の第二条には、実に徹底した仏教の奨励が盛り込まれている。 ・・・ 「日本精神通義」 安岡正篤 エモーチオ21
聖徳太子は、また、天皇の御前において、勝鬘経や法華経を御進講になり、次いで、勝鬘経疏(しょうまんきょうしょ)、維摩経疏(ゆいまきょうしょ)、法華経疏と三経義疏を著した。
「太子及び群臣を率いて、厚く天神(てんしん)地祇(ちぎ)を祀っている。・・・ 「日本精神通義」 安岡正篤 エモーチオ21 |
補 「オウムはなぜ狂ったか」 - 「化城」を「最終解脱」と勘違いした麻原の未練 - 四天王寺国際仏教大学教授・弁護士 中島尚志 |
☆ 宗教者と信者、哲学者との違い宗教者と他の諸々の分野、ことに哲学や心理学などとを区別するはっきりした徴憑(ちょうひょう)は「来世」と言う言葉の中にある。不思議なことだが、宗教者は「来世」があるとの体験を経たとき初めて宗教者としての動きを始めることができる。中略 |
☆ 求道者が陥る「化城」 略 座禅・唱題などの修行をしているとわかることだが、先ず修行に専念していると光明に包まれてきて、崇高といってよい至福の感情に満たされること、それが繰り返し表れてくると、ふと、自分がいわゆる「悟り」、「解脱」の世界に入ったかのような幻想に陥ることがある。 |
|